料理教室の無料体験を考える


妻が通っている料理教室の体験会に参加してきた。
通常は女性しか通えないらしいが銀座は男性も可能というのもの。
男2人と女性1人の3人で通ってらっしゃる姿も見受けられ、
料理ができる男子というのがモテ条件の一つなのかなぁと感心していたら
妻には「あなたが1人で料理教室通っていたらきもい」と言われたので
概ね、自分も同意できるが、自尊心は大きく傷つけられた。


無料体験会では、実習しながら、
スタジオの見学とコースのご案内をしてくれるので、
授業の雰囲気もしっかりつかめるというのもの。


で、完成したのが半熟卵のオムハヤシである。
実際上手くできたと思うし、普段の料理での
さりげない間違いが発見できて、非常にためになった。
12回のレッスンが入会金込みで6万円強でなかったら
すぐにでも入会していただろう。


噂では、入会への勧誘が非常にしつこいとい噂を聞いていた。
実習中にも「こういう技術があったらいいですよね!」
「お客様は(太いので)アメリカン料理とかぴったりですね!」
という誘い文句に相槌をうっていたので、それを引っ張ってきたりする。
とはいえ、実際の勧誘時間なんて15分もないくらいだ。
妻から情報を得たところによると、
契約数は先生の評価やボーナスにダイレクトに反映するらしい。
非常にまっとうな組織体制。

そう考えると自分が営業する側の時なんて、
契約してくれるまで2時間かけたりなんてざらなので
先生、もっとしつこくても大丈夫ですよ。


「さっさと契約した方が楽だ」と思わせる
自分の3流営業テクニックは料理教室の先生には
まだ、勝っているな、と別の意味で満足した2時間だった。